終活と向き合う
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【50代から始める終活】老後の安心感と豊かに生きるための準備

shoei
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  • 「終活って、まだ先の話じゃない?」
  • 「でも、親も高齢になってきたし、自分も50代…そろそろ考えた方がいいのかも?」

そんなふうに、モヤモヤとしながらも何をすべきかわからない——
そんな方は決して少なくありません。

そもそも「終活」とは、人生の最終段階を考え、取り組む準備のことです。

けして“亡くなる前の準備”ではなく、これからの人生をどう生きるかを考える大切な活動です。

自分の希望を整理したり、残される家族の負担を減らしたりと不安を軽くし、生活や心を整えます。

この記事でわかること
  • 50代が終活で取り組むべきステップ
  • 50代が最も「終活しやすい」タイミングである理由
  • 終活を始めることのメリット5選
しょうえい
しょうえい

読み終わった頃には、「終活=死の準備」ではなく、大切な人と、よりよく生きるための準備だと気づいていただけるはずです。

終活って、なんだか大げさに聞こえるかもしれません。

でも、実際に身近な人のことを考えたり、自分のこれからを見つめ直す中で、「今のうちに準備しておけたら安心かも」と思うこと、私自身にもあります。

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50代が終活で取り組むべき主要な3ステップ

50代の終活では、自身のライフステージの変化を考慮しつつ、具体的な準備や行動を始めることが重要です。

  1. 親との会話を始める(介護・葬儀・お墓のこと)
  2. 自分の資産を「見える化」する
  3. 医療・介護・延命について、自分の意思を記録する

親との会話を始める(介護・葬儀・お墓のこと)

50代は、親が70~80代となることが多く、親との別れを経験する人も出てくる年代です。

そのため、親の終活について考える時期でもあります。

親が倒れた際に、

  • 持病やアレルギー
  • かかりつけ医などの基本情報
  • 介護や葬儀、お墓に関する希望

これらが分からないと、戸惑ったり、不安に直面することがあります。

親世代に終活の話を切り出す際は、まずは自分が終活を始めた経験やそのメリットを具体的に話すことから始めるのが良いとされています。

親も話を聞くうちに「私もやっておいてほうがいいかしら」という気持ちになるかもしれません。

親子で終活に取り組むことは、最も理想的な形であり、将来的な「いい介護」「いい看取り」につながります。

自分の資産を「見える化」する(財産目録+口座整理)

50代では、子どもの学費支払いに使っていた銀行口座の整理や、利用していない口座の解約をオススメします。

終活において、自身の財産を把握・整理することは老後の経済的な安定を築きます。また、相続トラブルを防ぐ上で非常に重要です。

所有する財産をリスト化する「財産目録」の作成は、将来の相続をスムーズに進めるために役立ちます。

また、資産整理と並行して、以下のような「デジタル終活」も不可欠です。

  • パソコンやスマートフォン、タブレット内の写真や動画、文書データ
  • ネットバンクの口座
  • インターネット証券の口座
  • SNSアカウント

これらの情報が整理されていないと、万が一の際に家族がアクセスできず、大切なデータの処分やオンラインサービスの解約に困る可能性があります。

デジタル終活では、以下の3点が推奨されています。

  • データの保有状況を把握
  • 残すものと処分するものを仕分け
  • エンディングノートに記録する
パスワード管理の注意点

パスワードそのものではなく、パスワードを推測できるヒントを記載するなどの工夫が必要です。

しょうえい
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パスワード管理アプリ(1Password)などのツールを使用し、共有することもオススメです。

エンディングノートは、終活の「手引き」であり「ツール」です。

自分の意思や希望、大切な情報(個人情報、連絡先、医療・介護の希望、葬儀・お墓の希望、財産状況、デジタル情報、家族へのメッセージなど)を書き残すことができます。

50代のエンディングノートには、これからの人生で「したいこと」についても積極的に記入をおすすめします。

ただし、エンディングノートには法的な効力がないため、遺産相続など法的な拘束力を持たせたい内容については、遺言書の作成が必要です。

オススメのエンディングノート

医療・介護・延命について、自分の意思を記録する

自身の健康状態や将来の介護に対する希望を明確にすることは、非常に重要です。

介護が必要になる平均年齢は75歳とされており、認知症や脳血管疾患、骨折・転倒などが主なきっかけとなることが多いです。

出典:厚生労働省「2022(令和4)年国民生活基礎調査の概況」より「図23 「要介護者等」の年齢階級別構成割合」の2022(令和4)年のデータを加工して作成

また、介護が必要となる期間は平均55.0 カ月(4年7ヶ月)となっています。

出典:2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査〈図表Ⅱ-56〉介護期間のデータを加工して作成

50代は、まだ気力・体力・判断力がある年代です。もし介護が必要になった場合に、「どこで誰から介護を受けたいか」といった具体的な希望を家族と話し合いましょう。

しょうえい
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エンディングノートなどに記載しておくこともオススメします。

延命治療の希望や臓器提供の意思についても、家族に伝えておくことで、万が一の際に家族が難しい判断を迫られる負担を軽減できます。

また、この年代から、生前整理(物理的な身の回りの不用品の整理)にも着手することが推奨されます。

年齢を重ねるに連れ、体力の衰えを感じ始めます。体力が必要な家の片付けは、早めに着手することをオススメします。

遺される家族の遺品整理の負担を軽減できるだけでなく、自身の生活空間がすっきりし、気持ちの良い生活を送ることができます。

実は50代が最も「終活しやすい」タイミングです

50代は“整えるためのベストタイミング”です。理由は3つあります。

  • 気力・体力・判断力が揃っている
  • 親の介護や相続も“いずれ”から“もうすぐ”に変わる
  • 子育てや住宅ローンも一段落し、将来に目を向けやすい

終活を通じて「老後のライフプラン」を具体的に描けるようになるのも、50代の大きなメリットです。

これから必要な生活費、医療や介護にかかるお金、旅行や趣味など“自分らしい時間”のための特別費──。そんなお金の見通しも、終活とともにクリアになっていきます。

また、家族に頼れない方(いわゆる“おひとりさま”)にとっても、
身元保証サービスや死後事務委任契約などを早めに検討できるのが50代です。

多くの人は「60代過ぎたら⋯」と考えている

終活を始めるタイミングについて、20代以上の男女300人を対象にした調査では、約60%の方が「60歳以降でいい」と考えていることがわかっています。
理由としては、

  • 「仕事を辞めてからでないと時間が取れない」
  • 「まだやりたいことがたくさんある」

といった、“今はそれどころじゃない”という声が多く挙げられました。

けれど実際には、60代・70代に入ると体力や判断力が落ち、思うように動けなくなるケースも少なくありません

「やりたいと思っていたのに、結局何もできなかった…」そんな後悔を聞くこともあります。

しょうえい
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「まだ先」のようでいて、「今こそ」が動くべき時です。
未来に向けた安心の土台づくり、ぜひ今から始めてみませんか。

50代で終活を始めることのメリット 5選

50代は、プライベートや仕事において多くのことを経験されていると思います。
その経験から生まれる価値観を振り返り、今後の人生をより良いものにすることができます。

ここでは、50代の方が終活で得られるメリットを5つご紹介します。

十分な体力と判断力がある

50代はまだまだ心身ともに元気な時期です。多少の疲れは感じても、日常生活をこなす体力も、自分で調べて決める判断力も十分にあります。

具体的なイメージ

  • 実家の片付け、書類の整理、写真のスキャンなど、「あとまわしにすると面倒になること」を、今なら自分の手で少しずつ取り組める。
  • 自分の意思で、保険や医療、相続についての情報収集や見直しができる。第三者の判断に任せる前に、自分で選択できる貴重なタイミングです。
  • 気持ちにも余裕があるので、「これからどう生きたいか」をじっくり考えたり、家族と話す時間も取りやすい。
ポイント

体力・気力がある今だからこそ、面倒に感じることもスムーズに進められます。
「やらなきゃ」ではなく「やっておこう」と思えることが、50代の強みです。

しょうえい
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早く始めるほど、手間なく少しずつ進められます。

老後の計画を立てる適切な時期

人生100年時代と言われる今、50代はまさに折り返し地点。
これまでの働き方や暮らしを振り返りつつ、これからの人生をどう生きたいかを考える絶好のタイミングです。

具体的なイメージ

  • 仕事の区切りや定年後の暮らしをイメージしやすくなる時期。今の延長ではなく、自由な発想で「こんな老後を送りたい」と考えることができる。
  • 財産の棚卸し(預貯金・保険・持ち家など)を通じて、老後に必要な資金や暮らし方が見えてくる
  • 持ち物や家の整理を始めることで、必要なモノ・そうでないモノが明確になり、生活がシンプルに整う。
  • 時間をかけて準備ができるため、突然の病気や親の介護が始まっても、余裕をもって対応しやすい。
ポイント

老後の不安は、「何となく」放っておくと大きくなります。
50代の今なら、将来を前向きに見つめながら、時間を味方につけて計画を立てることができます。

しょうえい
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50代は、“これからの人生設計”を立てるゴールデンタイムです

ご家族の負担軽減と安心感の提供

自分がもしものとき、家族に「何もわからない」「どうしたらいいの?」という不安を与えたくない——そう思う方は多いはずです。

終活を通して「希望」「財産」「連絡先」などをあらかじめ整理しておくことは、家族にとっての心の支えになります。

具体的なイメージ

  • 葬儀の形式やお墓の希望を残しておくと、家族が迷わずに準備できる
  • 保険や預金、重要な書類のありかをまとめておけば、相続手続きや資産管理がスムーズに
  • エンディングノートを使えば、「ありがとう」や「ごめんね」など、言葉では伝えにくい思いも残せる
  • 「なにをどうすればいいか」が見えることで、遺された家族が落ち着いて行動できる
ポイント

終活は、自分のためだけでなく「家族のため」でもあります。
伝えておくことで、迷いや争いを減らし、安心して前を向いてもらえる準備になります。

しょうえい
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ちょっとした準備が、家族の“心の負担”を大きく減らします

自分らしい人生の再確認と充実

50代は人生の折り返しを過ぎ、これまでの経験や人間関係がある程度積み重なっている時期です。

だからこそ、「これからの人生で本当に大切にしたいこと」を見つめ直すタイミングとして最適です。

具体的なイメージ

  • 「定年後は夫婦でどう過ごしたい?」「今の家に住み続けたい?」など、これからの暮らし方を自分の価値観で再設計できる。
  • 持ち物や人間関係の整理を通じて、心が軽くなり、日々がよりシンプルに豊かに
  • 過去のアルバムや手紙を整理する中で、家族や友人とのつながりを再認識し、「感謝」や「大切にしたい人」が明確になる。
  • 人生を見つめ直すことで、これからの時間の使い方に納得感が生まれる
ポイント

終活は「おわりの準備」ではなく、「これからをよりよく生きるための振り返り」です。
自分らしい人生を再確認し、これからの時間を心から大切にするきっかけになります。

しょうえい
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終活って、“これからをどう生きたいか”を考えるチャンスなんです

親の終活と同時進行できる

50代は、ちょうど親世代(70〜80代)の介護や終末期と向き合い始める時期でもあります。

だからこそ、自分の終活と「親の終活」をセットで考えることで、どちらにとっても前向きな準備が進みやすくなります。

具体的なイメージ

  • 自分が終活を始めたことをきっかけに、親とも自然に話ができるようになる(例:「私エンディングノート書いてるんだけど、お父さんはどう?」)。
  • 親の希望を聞いておくことで、いざというときの判断や手続きも迷わず行える
  • 親と一緒に写真整理をしたり、昔話を聞いたりする中で、家族の歴史を知る貴重な時間が生まれる
  • 「あのときちゃんと聞いておけばよかった…」という後悔を減らすことにもつながる。
ポイント

自分と親、どちらか一方ではなく、両方の終活が連動することで深い安心感が生まれます

家族で対話しながら進める終活は、「孤独な作業」ではなく、「つながりを深める時間」になります。

しょうえい
しょうえい

“親のこと”と“自分のこと”を一緒に考えるのが、後悔しないコツです

終活を進める上での注意点 3選

終活をすすめると、これからの生活が明るくなることを実感します。しかし、やり過ぎるとかえってトラブルが起こしてしまいます。

ここでは、終活を始めるうえでの注意点をご紹介します。

過度な断捨離を避ける

断捨離は、空間も気持ちもスッキリ整う終活の一歩ですが、やりすぎると今の暮らしがかえって窮屈になることもあります。

「とっておきたい思い出の品」や「まだ使うもの」まで手放してしまうと、後悔が残ってしまいます。

大切なのは、“不要なものだけを手放し、必要なものはきちんと残す”というバランスです。

初めは小さなスペースから、一気にやってみるのがおすすめします。勢いがつき、心の整理にもつながります。

高額な保険や詐欺に注意

終活の不安に便乗して、高額な保険商品や詐欺的な勧誘が増えています。老後資金の備えとして「よくわからないまま」契約してしまう前に、少し立ち止まりましょう。

私は、多くの人にとって必要な保険は「自動車保険・火災保険・必要な場合の生命保険(お子さんが大学生まで)」で十分だと考えています。

「専門家に相談する」のも大切ですが、何よりおすすめしたいのは「自分で学ぶこと」です。知識があれば、不安につけこまれることもなくなります。

定期的な見直しと更新

終活は「一度やったら終わり」ではありません。
人生は、年齢とともに生活も価値観も変わっていくものです。
だからこそ、節目ごとに定期的に内容を見直すことがとても大切です。

具体的な変化の例

  • 家族構成の変化(結婚・離婚・子どもの独立など)
  • 住まいや生活拠点の変更
  • 健康状態や医療に対する考えの変化
  • 資産の増減や保険の見直し
  • 新たに伝えたい想いの発見 など

「数年前にエンディングノートを書いたけど、読み返してみたら今の気持ちと違っていた」
「当時は元気だった親も、今は介護が必要になってきた」

そんなふうに、“今”の自分に合っているかどうかを確認することが、終活を意味のあるものにしてくれます。

おすすめのタイミング

  • 誕生日や年始など、気持ちが切り替わるタイミング
  • 引っ越しや退職など、生活の大きな変化があったとき
  • 家族のイベント(結婚・出産・進学など)の節目

価値観が変わったり、終活をやり直したいと思うことは終活の自然な姿です。
一度きりで終わらせるのではなく、“今の自分”を反映させながらアップデートすることで、終活はより実践的で、生きたものになります。

まとめ

50代で終活を始めることは、充実した老後を送るための前向きな活動です。

自身の「生き方」を見つめ直すことで、自分自身の価値観を知るキッカケにもなります。

しょうえい
しょうえい

終活は「亡くなるための準備」ではなく、「残された人生をより良く、安心して過ごすため」の準備であり、「いのちを丁寧に扱う」ことでもあります。

この機会に、自身の人生の棚卸しを行い、家族との対話を通じて、未来への準備を始めましょう。

一歩踏み出すことで、50代以降の人生が、より安心で豊かなものに変わるはずです。

「いのちを丁寧に扱う」──その想いをカタチにするために、
事前に安心できる選択肢を知っておくことは、大きな安心につながります。

「よりそうのお葬式」は、“わかりやすく・相談しやすい”を大切にした葬儀サービスとして、終活を考える方の強い味方になってくれるはずです。

電話やネットでいつでも相談可能。強引な勧誘などはありません。

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▶︎【終活の始め方】何から始めればいい?をわかりやすく解説

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僧侶
お寺の住職を務めながら、「仏教の学び」や「生活の知恵」を日々の暮らしに活かすことをテーマに、ブログで発信をしています。 生活が豊かになるヒントや、見直すきっかけになれば嬉しいです。 コメントなどもお待ちしております。
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