感謝を込めて

こんにちは、ショウエイです。

先日、大変お世話になっているご住職が遷化されました。(お亡くなりになられました。)

うちの祖父とも兄弟のようなお付き合いがあったお方です。

祖父が亡くなった後にも、

有難いことにその孫であった私にも身体は大丈夫か?無理するなよ。

と常に気にかけてくださりました。

お寺に伺えば、お茶を飲んでけと声をかけてくださり、祖父と過ごした頃の話をたくさんしてくださりました。

先日近々結婚するとご報告をした時にはよかった、よかった。と何度も喜んでくださり、

(これは後になって聞いた話ですが、)机の上に結婚することをメモに残しておられたそうです。

お釈迦さんが説かれた八苦のなかに愛別離苦があるように、親しい方との別れは哀しく寂しいものです。

普段の檀務でも、仏さんやご先祖さんに合掌をする時は手のひらの中に皆さんの想いを込めて、最後にありがとうと感謝をお伝えしてみてくださいとお話ししています。

それが私たちにできる最大限のご供養なのではないかと個人的には思っています。

数ある思い出を振り返り、自分が今できる感謝の意を込めてお勤めさせていただきました。

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